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SPECIAL INTERVIEW

GAKUSHIKAN STYLE

G-STORY 1-1| 心にピンと来た

田畑社長

GAKUSHIKAN STORY Vol.1

「僕が学習塾を始めた理由」

代表取締役 田畑 穣

第1話 心にピンと来た

聞き手 将来、何になりたいと考えていらっしゃいましたか。
田畑 エンジニアになるつもりでした。数学が得意だったから、漠然と。そういう教育を受けていたし、先輩たちもエンジニアが多くて。
聞き手 学習塾に進んだのは、どういうきっかけですか?
田畑 気持ちが変わったのは塾のアルバイトをしてから。その時に「これだ!」と思いました。「学習塾の仕事をしよう!」と。
聞き手 これだと思った理由は?
田畑 私が勉強ができたからではなく、「この問題の本質はこうだよ」と言うことが苦手ではなかった。本質を答えるのが、嫌じゃなかったんです。
特集
聞き手 心にピンと来たんですね。それからどんな風に歩んでいくのでしょう。
田畑 高3のアルバイトで、塾を掛け持ちで、集団授業や個別、どの教科でもやりました。学校をやめようかなと思ったくらいでした。で、塾の先生って社会性が足りないと感じたんです。子どもたちと出会う、最初の数少ない大人の一人なのに…。やっぱり、かっこいい先生になりたいと思い、学校での勉強を続けることにしました。
聞き手 そこで、5年間の久留米高専(久留米工業高等専門学校)を卒業後、まっすぐには飛び込まなかった・・・。意外なところに就職するわけですね。
田畑 ええ。大手建設機器メーカーに就職しました。社会の勉強をしたいなと思ったんです。お金も貯めようとも考えた。すごく漠然としていました。当時はバブル崩壊後で何もかもが縮小していた。だからこそ、大変そうな業界に行きたくて。脚光を浴びているより、泥臭いところに行きたいと思ったんです。
聞き手 どんなサラリーマン生活でしたか。
田畑 サービスと営業をやりました。会社に新しい部署ができて、カスタマー・サティスファクション部。CS(顧客満足)の走りです。誰もいないので一人で頑張って、九州一円のユーザーさんやお客様を担当しました。ここで“お客様が困っていたらすぐ動く”というのが身に付きました。
聞き手 会社勤めは3年間だけと決めていらっしゃった。
田畑 はい。3年間だけ。で、その会社の隣に、「新入生募集」という垂れ幕が掲げてあった学思館に入社するんです。「新入生」ではなく、「新人」ですと扉を叩きました。

~②へ続く~

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