SPECIAL INTERVIEW GAKUSHIKAN STYLE G-STORY 2-1| 子どもたちが真ん中! 2020.05.01 GAKUSHIKAN STORY Vol.2 理念①『子どもたちを真ん中に置いて指導します』 掲げる理念は、学思館の教育への思い、考え方、行動そのものです。理念の本意、描くビジョンについて、学思館の教壇に立つ3人の講師に、Web会議で熱く語っていただきました。 集まってくださった学思館の先生&モットー 岡山昭博先生 ・本人の夢や希望を叶えるために、よく話を聞く指導を心がけています。 清水健司先生 ・気軽に生徒が相談でき、全員が笑顔でいられるような教室を作りたい。 永野佑希先生 ・「分かる」にプラスして、新しい解き方やものの見方を見せてあげたい。 第1話 『子どもたちが真ん中』その意味とは 最初は大人目線で考えてしまいがち 岡山先生 学思館の理念を聞いた時、「塾のために生徒がいる」のではなくて、「生徒のために塾が存在する」と私は考えました。最初に聞いた時から、そう思いました。 清水先生 私は学思館の卒業生ですから、本意は分かります。でも、理念を本当に分かるまでには、やっぱり・・・。生徒目線と講師目線だと、見える景色も同じようで、違ってきて。塾でも学校でも、講師や先生は前に立って、主役のようではあるんですけど、そうではない。 永野先生 入社した時に「子どもたちが真ん中」ということは聞いていました。単純に「生徒のために教えようね」という言葉だととらえました。「あー、なるほど。生徒のために知識つけて、頑張らなきゃな」と。それが、うわべだけの理解だったって言うのに、ある日、気づいたんです。 子どもたちとの向き合い方が変った! 永野先生 学思館では、年度の最後にテスト会「ファイナルテスト」を毎年行います。そこで先輩の講師の皆さんがすごく熱く語るんですよ。生徒の目線まで降りていって、時が経つのも忘れるほど熱く語る。それを見て感じたんです。 「やっぱり、大人としての自分などではなく、子どもの目線に立って熱く伝えている。だから子どもたちの心に伝わるんだ」。 「あー、これが生徒を真ん中にと言うことなのかなぁ」と。 うわべだけ、生徒のためだけ、じゃないんだっていうのが、そこで分かりました。 清水先生 私は「どうして学思館なのか」を話したいです。 この職場に勤めたいと思ったのは高校3年生の時です。私は大学受験に大失敗して、頼ったのが学思館でした。これから先のことを本気で相談しました。それから浪人して大学に入り、教員免許をとりました。やはり教員として教えたかったのは学思館だったので、講師として戻ってきました。教えながら改めて、高校生の3年間って、生徒にとっては人生を決める3年間だということを感じ、そこをサポートする講師としての役目を痛感しました。 岡山先生 私は、ずっと塾業界で教えてきました。どこの塾でも合格実績などを追求する中で、目標に向かって子どもたちに努力させることは、やはりあります。目標といっても、そのあたりは不明確で、どちらかと言えば「塾主導」型。合格実績の数にこだわることになります。 ですが、学思館で「子どもたちを真ん中に置いて指導します」という理念に出会い、講師として、子どもたちとの向き合い方が変わりました。 塾がここに進学したらというのではなく、本人が行きたいところが決まらないと・・・。 そこに行きたいと言うのでないと決められない。 岡山先生 だから今は、子どもたちが何になりたいのか、将来の夢や希望を聞き、それに合わせて高校選択を行います。まず、子どもたちの話を聞かないと始まらない。まだ見えない遠い目標でも、子どもたちと話す機会が増え、より本音で聞き出そうと努めます。保護者の意見も同じようにうかがいます。圧倒的に面談機会が増えましたね。 清水先生 理念を理解して、私たち講師が考えて行動することで、子どもたちがこちらを頼ってきてくれる。だからこそ、なあなあではなく、全力で子どもたちを支えていかなければならないと、感じていくんですよ。 永野先生 そうですね。私も最初の1年目は、「生徒のため」というような、うわべだけの理解しかなかったです。でも、できているかどうかは分からないんですが、いつも生徒の目線でと意識しています。 岡山先生 田畑社長がとにかく常にブレずに、その点は言うんですね。 「子どもたちを真ん中に置いて考えて考えているか」と。 一同うなずく ~次回へ続く~ お楽しみに!